ご本尊・仏具・お位牌でチェック!

 

1. ご本尊(中央に祀られている仏さま)を確認する

仏壇の中央に安置されているご本尊は、宗派ごとに異なります。以下を参考にしてみてください。

ご本尊の種類 宗派の例 特徴
阿弥陀如来像・掛け軸 浄土宗・浄土真宗 合掌している仏像が多い。金色の装飾が目立つことも
釈迦如来像 曹洞宗・臨済宗(禅宗) 座禅を組んだ姿が多く、シンプルな仏壇に安置される傾向
大日如来像 真言宗 宝冠をかぶり、印相(手の形)が特徴的
曼荼羅の掛け軸 日蓮宗 龍や梵字が描かれた独特のデザイン「大曼荼羅」
法華経の文字が中心に書かれている掛け軸 日蓮宗 「南無妙法蓮華経」の文字だけがある場合も

2. お位牌の形式を見る

お位牌の形や記載内容にも、宗派ごとの違いがあります。

ポイント 宗派のヒント
「○○信士」「○○信女」などの戒名 多くの宗派で使用されますが、真宗では使わない場合あり(法名になる)
位牌そのものがない(法名軸のみ) 浄土真宗(特に西本願寺派など)
位牌に「釈」や「妙」の文字がある 浄土宗・浄土真宗(男性に「釈」、女性に「妙」)が多い

3. 仏具の種類と配置を確認

仏壇内の仏具にも注目してみましょう。

仏具 宗派の特徴
輪袈裟(わげさ)や打敷(うちしき) 浄土宗・真言宗でよく見られる
過去帳と見台が中央にある 浄土真宗に多い
三具足(香炉・燭台・花立)を左右対称に配置 多くの宗派で共通だが、浄土真宗は五具足にすることもあり
木魚・鈴(りん)・香炉などの位置 禅宗は比較的シンプルな配置が多い

4. その他のヒント

  • お仏壇の扉や装飾
     金仏壇(漆塗り+金箔)が多いのは浄土真宗や浄土宗。
     唐木仏壇(黒檀・紫檀)は禅宗や真言宗でよく見られます。

  • 仏壇の中に「宗派名」の記載があることも
     ご本尊の裏や、仏具の底などに「浄土真宗 本願寺派」などと明記されている場合があります。


それでも分からないときは?

宗派の判断が難しい場合は、以下の方法で対応するのがおすすめです:

  • 仏壇の写真を専門家(葬儀社・僧侶・仏壇店など)に見せて相談する

  • 宗派不問で読経やお焚き上げ供養を依頼する


まとめ

仏壇には宗派を知るためのたくさんのヒントが隠されています。
ただし、完全に見分けるのは難しいこともあります。
一人で悩まず、専門家に相談しながら、故人を大切に想う気持ちを形にしていきましょう。


当社では、お客様が宗派を把握されていない場合であっても、お伺いしたスタッフや、宗派について知識が豊富なスタッフができるだけ合った宗派に分けさせていただきその宗派で御供養させていただいております。ですので、お困りの際はお気軽にご連絡ください。

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