五月人形のお焚き上げ

五月人形は、子どもの健やかな成長を願って飾る大切な縁起物です。しかし、年月が経つにつれて飾る機会が減ったり、保管スペースに困ったりして、処分を考える方も少なくありません。
本記事では、五月人形の適切な処分方法として「お焚き上げ」に焦点を当て、その流れや注意点を詳しくご紹介いたします。

 

【目次】

  1. 五月人形はどうして特別な処分が必要?

  2. 五月人形の処分方法一覧

  3. お焚き上げで五月人形を供養する手順

  4. お焚き上げを依頼する際の注意点

  5. まとめ

 

1. 五月人形はどうして特別な処分が必要?

 

五月人形は、子どもの健やかな成長と厄除けを願う特別な飾り物です。

単なる「物」としてではなく、家族の想いが宿った存在のため、処分には配慮が求められます。
不用になったからといって、一般ごみとして出すのは抵抗を感じる方も多いでしょう。

「ありがとう」という感謝の気持ちを込め、きちんと供養して手放すことが大切です。

 

2. 五月人形の処分方法一覧

 

五月人形の主な処分方法には、次の4つがあります。

 

お焚き上げ供養

寺院や神社、専門業者に依頼し、感謝を込めて焼納する方法です。

 

人形供養祭に参加

地域で開催される合同供養祭に持ち込み、読経・祝詞のもと焼納してもらいます。

 

リサイクル・寄付

きれいな状態であれば、寄付やリサイクルとして次の方に託すことも可能です。

 

一般ごみとして処分

最終手段ですが、自治体のルールに従い粗大ごみ・不燃ごみとして出すこともできます。

中でも、お焚き上げ供養は「心の整理をつけやすい」という点で特に選ばれています。

 

3. お焚き上げで五月人形を供養する手順

 

お焚き上げ供養の基本的な流れは次のとおりです。

 

① 依頼先を決める

寺院・神社・葬儀社・供養専門業者から、自分に合った依頼先を選びます。
最近では、郵送受付に対応しているところも増えています。

 

② 申し込み・準備

供養したい五月人形をきれいに拭き、金属部品があれば外しておきます。
必要事項を申込書に記入し、供養料を支払います。

 

③ お焚き上げ実施

読経や祝詞とともに、丁寧に焼納されます。
希望すれば、供養証明書を発行してもらえる場合もあります。

 

4. お焚き上げを依頼する際の注意点

 

お焚き上げ供養をスムーズに行うため、次の点に注意しましょう。

  • 素材確認
     燃えにくい金属・ガラスは事前に取り外すか、受け入れ可否を確認します。

  • 同時に供養できるものを確認
     兜や刀などの付属品を一緒に供養できるか、事前に相談しておきましょう。

  • 申し込み期限に注意
     供養祭やお焚き上げイベントには締切があるため、早めの申し込みをおすすめします。

 

5. まとめ

五月人形は、子どもの無事な成長を見守り続けた大切な存在です。
そのため、処分の際には「役目を終えたことへの感謝」を伝えながら、丁寧に供養することが大切です。

市民のお焚き上げ供養は、五月人形(1体)8.800円で承っております。「子供が大きくなったから処分したい」「長年使ってなくてボロボロになってしまった」そんな方から、有難いことに多くのご依頼をいただいております!

五月人形の処分に困っている方、是非一度当社でのお焚き上げを検討してみてはいかがでしょうか?

お問い合わせはコチラから

なにがお焚き上げできる?

人形や遺品、古いお守りなど、「捨てづらい物」を丁寧に手放す方法として、お焚き上げが注目されています。ただし、すべての品が対象となるわけではなく、出せるもの・出せないものを正しく理解しておく必要があります。本記事では、安心して供養を進めるために知っておきたい基礎知識を分かりやすく解説します。

 

【目次】

  • 1. お焚き上げとは

  • 2. お焚き上げに出せるもの

  • 3. お焚き上げに出せないもの

  • 4. 出せないものをどう処分するか

  • 5. お焚き上げを依頼する際の注意点

  • 6. まとめ

 

1. お焚き上げとは

お焚き上げとは、思いのこもった品物を神社やお寺で焼納(しょうのう)することで、感謝や供養の気持ちを込めて手放す、日本の伝統的な儀式です。お守りや人形、遺影など、捨てるには心が痛む品に対して「ありがとう」の気持ちを込めて送り出す方法として、多くの人に利用されています。

もともとは神仏への祈りに基づいた宗教儀式でしたが、現代では宗派に関係なく、供養や気持ちの整理として行われることが増えています。

 

2. お焚き上げに出せるもの

 

お焚き上げに出せるものには、以下のような「想いが込められた物」「宗教的な意味を持つ物」があります。

  • お守り・お札・破魔矢・絵馬などの神社関係のもの

  • 仏壇・位牌・過去帳・数珠などの仏具

  • 人形・ぬいぐるみ・五月人形や雛人形など

  • 故人の遺影・写真・手紙・日記帳

  • 故人が愛用していた眼鏡や衣類・装飾品

いずれも、「燃やして供養できる素材」であることが前提となります。プラスチックや金属が多く含まれる場合は、分別や抜き取りが必要な場合がありますので、事前に確認しておきましょう。

 

3. お焚き上げに出せないもの

 

安全性や法律上の観点から、お焚き上げに出すことができないものもあります。代表的な例は以下の通りです。

  • 家電製品(テレビ、冷蔵庫、洗濯機など)

  • 電池・ライター・スプレー缶などの発火性物質

  • プラスチック製品・ゴム・大量の金属

  • ガラス・陶器・刃物類

  • 食品・飲料・医薬品・お金・通帳・カード類

これらの品物は、お焚き上げではなく、自治体の分別ルールに従って適切に廃棄する必要があります。

 

4. 出せないものをどう処分するか

 

お焚き上げに出せないものでも、心を込めて処分する方法があります。

例えば、写真や手紙などの紙類は、白い紙や布に包み、お清めの塩をふってから「ありがとう」と声をかけて一般ごみに出すという方法があります。衣類や布製品も同様に、感謝の気持ちを添えて処分するとよいでしょう。

家電製品や大型家具などは、自治体指定のリサイクル処分や、専門の不用品回収業者に依頼するのが一般的です。

 

5. お焚き上げを依頼する際の注意点

 

お焚き上げを依頼する際には、いくつか注意点があります。

  • 寺社や業者ごとに、受け入れ可能な品目や供養方法、費用体系が異なります

  • 年末年始やお盆・お彼岸などは依頼が集中するため、早めの予約が推奨されます

  • 郵送での受付を行っている業者もありますが、梱包方法や送料なども事前に確認しましょう

また、業者によっては「供養証明書」や「焼納後の写真」を発行してくれる場合もあります。遠方に住んでいる方や高齢のご家族にも安心してご利用いただけます。

当社では無料で「お焚き上げ証明書」を発行しています。

 

6. まとめ

お焚き上げは、単なる廃棄ではなく、「感謝とともに手放す」心の儀式です。対象となる品物とそうでないものを正しく理解し、それぞれに合った方法で丁寧に処分することで、心の整理も自然と進んでいきます。

遺品整理や生前整理で迷った際には、「お焚き上げ」という選択肢をぜひご検討ください。

ご自身で遺品整理を行えない方、お部屋を早くきれいにしたい方などにはこちらの会社をおすすめしますので、一度ご相談されてはいかがでしょうか?

大切なものを感謝とともに手放すために…“モノを敬う”心の原点を知る

「大切なぬいぐるみやお守り、どうしても捨てられない」
「物にも魂が宿るって本当?」

このような疑問をお持ちの方へ——
今回は、札幌市でお焚き上げを検討している方に向けて
“物に魂が宿る”という日本独自の考え方をわかりやすくご紹介します。

 

お焚き上げとは?|捨てるのではなく“供養する”という選択

お焚き上げとは、神社や寺院でお守り・人形・写真などを火にくべて供養し、天に還す日本の伝統行事です。

「ただ捨てるのは忍びない」「長年使ったモノに感謝を伝えたい」——
そんな気持ちから生まれた風習で、北海道・札幌市でも年末年始を中心に多くの方が利用しています。

 

なぜ“モノ”を供養するのか?|物に魂が宿るという考え方

日本には古くから、「モノには魂が宿る(付喪神・つくもがみ)」という価値観があります。

たとえば:

  • 長く使った道具には「精霊」が宿る

  • 役目を終えた品物には「感謝」を伝える

  • 捨てる前に供養することで「気持ちに区切り」をつける

 

こうした想いから、お守りやぬいぐるみ、思い出の品などを「ただのモノ」ではなく、“心ある存在”として敬う文化が根づいているのです。

 

お焚き上げの由来|どこから始まったの?

お焚き上げのルーツは、神道や仏教の供養の考え方にあります。
とくに神社では「どんど焼き(古札焼納祭)」、寺院では「お精抜き供養」として行われてきました。

  • 神道の考え:「八百万の神」=あらゆるものに神が宿る

  • 仏教の考え:物や行いに“因縁”がある=供養して成仏させる

これらが合わさり、現代のお焚き上げ文化として定着したと考えられています。

 

 

札幌市でのお焚き上げ事情は、どこに頼んだらいい?

市民のお焚き上げ供養で行えます

ご依頼方法は色々、知りたい方はこちら

 

お焚き上げで供養される主なモノ

  • 仏壇・仏具・数珠・お位牌、神棚・神具(処分前の供養に)

  • お守り・御札(古くなった授与品)

  • 雛人形・五月人形・ぬいぐるみ・人形(特に目のあるもの)

  • 写真・手紙・アルバム

  • 遺品・思い出の品(故人の持ち物など)

様々なお品に対応しておりますので

市民のお焚き上げ供養へお問合せ下さい

 

 

よくある質問(Q&A)

Q:お焚き上げしないと呪われる?
A:呪いなどの迷信ではなく、“感謝と区切り”のための儀式です。不安な気持ちを和らげる意味でも多くの方が利用しています。

Q:ゴミとして捨てたらダメ?
A:法的には問題ありませんが、心情的に「供養して手放したい」と思う方が多いため、お焚き上げが選ばれています。

Q:札幌市でお焚き上げできるタイミングは?
A:市民のお焚き上げ供養では通年受付しております

 

まとめ

日本人の美しい心、「モノを大切にする」「最後まで敬う」という考え方が、

お焚き上げという文化を今も支えています。
札幌市でも、市民のお焚き上げ供養を通じて、気持ちに寄り添った供養が可能です。

終活や断捨離をきっかけに、「物に込めた思いを丁寧に手放す」

お焚き上げという選択をぜひ考えてみてください。

 

モノに心を込めた日本の供養文化をお考えの方

 

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